特別講演『我が人生の師』  第4回KITOKITO LAB

『我が人生の師』~師の一言が及ぼしたもの~

特別講師 大田弘氏(東京富山県人会会長・株式会社熊谷組 元代表取締役社長)

KITOKITOLABでは毎回講師をお招きし、明日への活力になる企画を実施しています。
今回は東京富山県人会連合会会長の大田 弘 氏(元熊谷組会長)より、「我が人生の師」をテーマに、人生の決め手になった師の言葉、師の言葉を受けてどのように成長して行ったのかなど心のありようや人生を熱く語っていただきます。あなたも是非参加しませんか?

当日は富山のます寿しやホタルイカ、地酒やワインを取り揃え、味覚の面からも富山の魅力に触れていただきたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております。

【講師プロフィール】

東京富山県人会連合会 会長 大田 弘
・1952年 富山県黒部市宇奈月町生まれ
・1975年 北海道大学土木工学科卒
株式会社熊谷組入社
・2005年 代表取締役社長
・2013年 代表取締役会長
・2015年 相談役
・2024年 東京富山県人会連合会会長

東京富山県人会連合会会長就任のことば(2024年4月)に、講師の人生に影響を及ぼしたひとつが記載されていますのでご一読下さい。

共生(ともいき)回復の懸け橋に(月刊誌「富山と東京」2024年4月号抜粋)
退職後は東京と宇奈月を行ったり来たりの生活をしています。“田舎を捨てた”不届きものであるにも関わらず、何事もなかったかのように集落民は私を温かく迎え入れてくれました。・・・小さい頃のことがつい最近の事のように蘇ってきます。
特に祖母に庭になっていた最後の柿の実三つをねだったことを思い出します。祖母はこう云いました。「一つは食べて良い。一つは鳥に食べさせる。そして最後の一つは土に返す」と。小学校での教育が受けられず読み書きが出来なかった祖母でしたが人の生き方の原理原則、共生(ともいき)を一体誰から教わったのだろうか?この言葉は歳を重ねるに連れて脳裏で増幅する一方です。
60年前に“過疎”、40年前には“中山間地”、そして20年前には“限界集落”と云う警鐘語が生まれました。高度経済成長の副作用として東京などへの一極集中が過度に進行し、この数年、地方創生が叫ばれていますが、一筋縄では行かないようです。
今こそ、これまで先人たちが力を合わせて築き上げてきた智慧から学ぶことの大切さを思い起こしつつ、共生(ともいき)の約束事(利他心/道義心)を土台とし、その上で個々人の価値観を際立たせることができる社会を目指すべきではないだろうかと思います。
県人会のありよう、期待も時代と共に変貌しつつあります。富山という共通の話題で集う人々が、お互いの多様な価値観を尊重し、豊かさの質を転換する、まさに“共生(ともいき)”回復の懸け橋となるよう願っております。

開催日時:2025年12月13日(土) 

13時~15時半(12時半受付)
会場:富山県赤坂会館 1階会議室
〒107-0052 港区赤坂7-5-51
アクセス:青山一丁目駅 4番(北)出口 徒歩10分(東京メトロ銀座線・半蔵門線 都営地下鉄大江戸線)

参加費:4,000円 (税込)
当日受付にてお支払い下さい。

申込方法:下記のWebフォームよりお申込み下さい。

締め切り:2025年12月10日 (水)
定員に達し次第締め切らせて頂きますので、お早めのお申込みをお待ちしております。

お問合せ:東京富山県人会連合会 KITOKITOLAB 事務局
TEL:03-3816-4747
MAIL:contact@toyamakenjin.tokyo

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