富山と東京10月号(令和7年)発行

富山と東京10月号(令和7年)発行

※電子版の閲覧にはログインが必要です。

表紙の言葉

宇奈月神社の紅葉
宇奈月温泉には、昭和10年に結審した「木管事件」の現場がある。〝権利の濫用を許さない〞と明文化され、「法学者の聖地」と言われている。宇奈月神社で、「権利ノ濫用除お守り」が授与される日には、全国から訪れる人々が石段に列をつくっている。

目次

■目次
■ニュース
■連合会だより
■東京朝乃山後援会だより
■高砂部屋だより
■富山県人会世界大会
■随筆「只酒」【連合会理事・東京入善会相談役 三日市 晧氏】
■映画「無明の橋」告知
■doors TOYAMA
■暴れ川を治めた人々⑬
■クラフトフェア「ツギノテ」
■TOYAMAウィスキーフェスvol.3
■県広報とやま
■首都圏本部だより
■イベント案内
■イベント案内・編集後記ほか
■トピックス・協賛広告

編集後記

◇大相撲9月場所は相撲ファンの期待に応えて久方ぶりに両横綱が存在感を示し、千秋楽では横綱決戦となり、大の里が優勝を決めた。
9場所ぶりに関取に復帰した朝乃山関は、十両西十三枚目として15日間土俵を無事務め、12勝3敗の成績で締めくくった。
元大関という期待感から、勝って当然と思う向きもあるが、稽古で鍛えた体は、休場が続くと衰える。その地位の身体、筋肉になってしまうという。怪我を気にしながら稽古を積み、体と筋肉を鍛え直さなければならない。九月場所で朝乃山関はそれを見事に実証し、12勝の白星を重ねてくれた。
大怪我を克服した朝乃山関には、来場所は、本来の相撲と相撲勘を取り戻した闘いが期待でき、大いに土俵を盛り上げてくれるものと期待が膨らむ。
◇やはり朝乃山関は、日本を代表するお相撲さんだ。9月19日、来日中の英国エドワード王子とソフィー妃夫妻が両国国技館へ相撲観戦に来館された。大勢の関取衆の中から唯一人朝乃山関が八角理事長と共にお出迎えの大役を果たした。
かつてトランプ杯を授賞した元大関朝乃山関は、更に上を目指すべき偉大なお相撲さんだ。

報告する

関連記事